労働問題情報サイト「企業と従業員の労働問題」のセクシャルハラスメント

企業とセクシャルハラスメント

企業や職場における嫌がらせとして、以前から言われていたものがセクシャルハラスメント、いわゆるセクハラです。元々はアメリカの雑誌において作りだされた造語とされていますが、1980年後半から日本に浸透して気しました。セクハラと言うと主に男性が女性の身体を触ったり、性的関係を迫る事が一般的だと思われていますが、実際にはもっと範囲が広く、ちょっとした言動でさえもセクハラとしてとらえられてしまう事もあるのです。では企業におけるセクハラとはどの様なものでしょう。

セクハラとなる例

分かりやすい例として前述の身体を触ったり性的関係を迫る事ですが、これらは仕事上の立場を利用しておこなう事もあり、場合によってパワハラとも重複する点も見られます。しかし、そういった直接的なものでなくとも、例えば性的な意味を含んだ質問や言葉、また特定に人物でなくとも、職場で下ネタなどの猥談をするのもセクハラになるでしょう。

他にも仕事上での慣例など、例えばお茶汲みや宴会でのお酌は女性がするというものもセクハラとなり、性による差別や固定概念も対象となります。気を付けなければならないのが言った本人には全く自覚が無いのに、言われた方がセクハラととらえる事もある事です。例えば『髪切った?』や『可愛いね』という言葉も受け取る側次第ではセクハラとなるのです。したがってセクハラとしては行政などが示したガイドラインがあるものの、受けた側の習慣が大きく影響すると言えるでしょう。

日常に潜むセクハラ

セクハラは大きく対価型と環境型の二つに分けられます。対価型は上下関係や権限を使って性的な言動や行為をおこなうことであり、環境型は職場の風潮や従業員間による性的な嫌がらせとなります。特に後者の方は無自覚に行われる事もあるので注意が必要です。

さて、セクハラと言うと男性が女性に対してというのが当初のイメージでしたが、その言葉が浸透するにつれ女性から男性に対してだったり、また同性間でも認定される事が大きくなりました。それは単純に『男性のくに』や『これだから女性は』という言葉も含まれたり、単なる飲み会の誘いなども含まれる事もあるので、些細な言動も気を付ける必要があります。

セクハラの加害者にならない為には、行為そのものに気を付ける事もありますが、日頃からの信頼関係を強くして言葉のひとつひとつをセクハラとして取られない様にする努力も必要かもしれません。

Copyright(C) 企業と従業員の労働問題 All Rights Reserved.